実走テスト ステップ1
羽田空港を目的地に設定
東京の空の玄関口といえば、国内線はなんといっても羽田空港。ここ10年ほどで国際化もすすみ、国際線用に立派なターミナルビルがつくられたほか、最近の訪日観光客の増加に対応し規模を拡大すべく増床工事が行われています。
今回は、そんな羽田空港を最初の目的地としてVICS WIDE対応のカーナビでドライブしようと思います。
スタート地点は、冬になると関東最大級のイルミネーションスポットとしても有名な遊園地のよみうりランド。よみうりランドで遊んだ後に、家族や友人を羽田空港に送り届けるといったシーンを想定しての移動です。
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まずはフリーワード入力で目的地を設定することにしました。画面の50音をタッチして入力していくのですが、すぐに入力した文字に対する候補が表示されるから入力が最小限で済み手間が省けるのが便利です。「はねだ」と打つだけで「羽田空港」が候補にあがってきました。
このフリーワード検索を使うにはスマホとWi-Fi連携していることが前提ですが、スマホと連携させることで目的地周辺の駐車場検索も行えます。
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羽田空港は「第1」「第2」そして「国際線」といくつものターミナルがありますが、カーナビならしっかりと目的地を指定できるのできちんと道案内してくれます。今回は「羽田空港」でリストアップされた施設の中から、「第2ターミナル」を目的地にしました。
リストアップされる地点は、「推奨順」、「距離順」に並べ替えられるほか、「エリア選択」として地域から絞ることもできます。
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目的地を指定すると、画面には「おすすめ」のほか「有料優先」「一般優先」「距離優先」そして「別ルート」と5つの候補が表示され、予測時間と距離、それから料金を確認して比較できます。
この各ルートには、現在の交通状況のほか渋滞予測、そして曜日によって異なる一方通行や右折禁止なども反映されたもので、精度が高いのもポイントのひとつ。
さらには画面のアイコンをタッチすることで簡単にルート変更や目的地周辺の駐車場へ検索も可能。よく考えられているインターフェイスだと実感しますね。
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ルート比較はより大きく表示することも可能。「エコ度」はその道を通った時の燃費に与える影響の傾向を参考として表示するものです。
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今回は「一般優先」のルートを選びました。「おすすめ」に比べると移動時間に15分多くかかることが見込まれますが、少し所要時間が増えるだけで有料道路料金がかからなくなるため現実的な選択ではないでしょうか。
所要時間は1時間14分の予定です。
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通行する道程の情報も確認できます。
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それでは、羽田空港に向けて出発!