実走テスト ステップ3
トンネルや橋で海を渡り 若洲公園へ
羽田空港から新木場にかけての沿岸部はいま、競技施設などが作られており、急激に風景が変化している場所です。大きな橋も含めた新しい道路が作られているので、周辺を訪れるたびに新たな発見ができるドライブスポットとなるでしょう。
そこで、東京の東の海沿いにある「若洲公園」を目的地とし、羽田空港から沿岸部を通って東へ向かうことにしました。
今度は、ジャンル検索から若洲公園を目的地として絞り込んでみましょう。
ジャンル検索時には「距離順」もしくは「種類順」で目的地の候補がリスト化されます。ピックアップされた中に「江東区立若洲公園」があったので、それを選びました。
画面上では5つのルートが表示される……わけですが、なんと4つは同じルート。もちろん、そのルートを選択しました。
それでは出発!
羽田空港周辺の道はわかりづらいですが、カーナビがあれば安心です。
羽田空港から東へ向かって海沿いに走るには、カーナビが示した一般道のほかに首都高速湾岸線を使う方法もあり、多くの場合は首都高速を経由したほうが短い時間で移動できます。しかし、カーナビは今回そのルートを提案しませんでした。
どうしてなのだろう……と思っていたところ、しばらく走るとその理由がわかりました。なんと、一般道(国道357号線)に並行して走る首都高速湾岸線の東行きが渋滞していたのです。
その渋滞を通過するよりは、一般道のほうが早く移動できるというわけですね。ここでも、正確で詳細な交通情報をカーナビがキャッチしてルート案内に活かすVICS WIDEのメリットを実感です。
FM-VICSの図形情報をチェックしてみると、首都高速湾岸線の東行きはしっかりと渋滞の表示になっていました。
クルマはしばらく首都高速湾岸線と並行して走ったあと「東海ジャンクション」付近で右折し、飛行機の離発着を間近でみられることでも知られる京浜島へ。道なりに進めば、海底トンネルに入って海を潜り抜けます。
トンネルを抜けると、今度は「東京ゲートブリッジ」という巨大な橋を渡ります。とても高い位置にあるのは、豪華客船など大きくて背が高い船でもくぐれるように考えてあるからです。
目的地の若洲公園は、橋を渡るとすぐでした。