カーナビ徹底検証 Vol.26

大田区から目白、そして羽田空港近くへ
アルパインのナビの実力をチェック

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実走テスト ステップ4

そして、都心を通過して京浜島へ

都心周辺の道が混雑している割には、比較的順調に羽田空港方面に向かいます。
クルマは早稲田から飯田橋を抜けて皇居の西側を通過。

道の周辺を見ると、やけに警備の警察官が多いですね。
この日は外国の要人が日本を訪れていたので、各地で警備が強化されていたようです。

変化が起きたのは、新橋駅を抜けたあたり。「アクティブルートサーチ」という画面が表示されました。これはVICS WIDEの交通情報を受けて、より早く目的地へ到着できるルートに改める機能。
新しいルートは距離が1.1キロ増えるものの、時間は10分短縮されるようです。
距離が増えても時間が短くなるのは、VICS WIDEの交通情報が道路ごとの「通過時間」を情報化しているから。「この道なら5分かかるけど隣の道なら3分で通過できる」という情報をナビに送ることで、より早く通過できる道を選んでルートを設定できるのです。
ちなみにVICS WIDEでは車線ごとにその情報を管理し、ナビに送信しています。

新たに指示されたルートの流れは順調。
距離的には遠回りですが、結果的には早く目的地に通過できるのも理解できます。

天王洲アイルから大井にかけての湾岸道路は道が分かりにくいですが、ナビがあればしっかりと案内してくれるので迷ったり不安な気持ちになったりせずに済みます。

なんと……目的地付近で大渋滞に。これは羽田空港から外国の要人が飛び立つために、警備が強化されていたり首都高速の入り口が閉鎖されている影響ですね。

最後に遭遇した渋滞は変更するルートが見あたらなかったので回避できずにやや時間がかかってしまいましたが、目的地である京浜島つばさ公園に到着です。

VICSで駐車場の満空情報がわかる

VICSといえば道路交情報をナビに送る仕組み、というイメージかもしれません。しかし、実は駐車場の空き情報までカーナビに送っているのです。カーナビの画面やVICSメニューからたどると駐車場の詳細画面や満空情報が一覧できる画面が用意されていて、そこで駐車場の空き情報が確認できるのです。
情報を利用できるのは都市部の駐車場だけに限られますが、駐車場を探す際にはぜひ確認してみてください。

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