今回の実走テストでは、道案内だけがカーナビの役目ではないことを改めて実感しました。
カーナビだから道案内するのは当然ですが、交通情報をキャッチして目的地までできるだけ早くスムーズにいけるようにしてくれることもナビの重要な役割になっているのです。 VICS情報がそのサポートをするのはもちろん、インターナビではクルマと情報センターを結ぶ通信によりホンダ独自の道路情報まで組み合わせて効率的に道案内をしてくれるのが独特。他社にはない高度な機能といえますね。
通行の集中を防ぐことで渋滞を分散させるなど、カーナビは交通インフラをより有効に使う手段でもあることをより感じた、今回の実走テストでした。
また、渋滞を避けることで燃費をよくして燃料消費量を減らすほか、車両の燃費データと位置情報を紐付けし、その道の燃料消費の傾向を集計して省燃費ルートを設定できるのもインターナビの特徴のひとつ。通る道で燃料消費を減らすという機能は、エコが叫ばれる昨今において求められる新しいナビの使い方だと感じました。
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