カーナビ徹底検証 Vol.38

アルパインのVICS WIDE対応カーナビ
東京から犬吠埼、そして成田空港を巡る

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実走テスト ステップ4

成田空港から都心を横切り東京都大田区へ

次は、成田空港から東京都大田区へ向かいましょう。空港で友人や家族をピックアップし、東京へ向かうイメージです。
目的地を設定する前に、まずはVICSで渋滞情報を確認。都心方面へ向かう道は、若干渋滞が発生しているようですね。

今回は、自宅(東京都大田区にあるアルプスアルパインの本社が登録してある)へのルートを誘導。画面横の【NAVI】ボタンを押すと現れるナビメニューから【自宅】を選ぶだけの2タッチ操作で自宅への道を探索し、あとは発車すれば誘導してくれます。

画面上の【VICS】を押すと、進行方向の高速道路の渋滞を区間ごとに表示。
渋滞区間(赤は渋滞、オレンジは混雑を示す)がありますね。
それでは出発しましょう。

成田空港から東京方面へ向かう際には、空港のすぐ脇から高速道路を利用可能。
高速道路に入ると、画面は高速案内に切り替わります。

ETC2.0を連動させているので、走行中も電波ビーコンからの情報をキャッチし、画面にポップアップ表示。どうやら時間の経過とともに、首都高速道路湾岸線の渋滞が増えつつあるようです。

成田空港から東京中心部へ向かう際は、首都高湾岸線を通るパターンと、首都高7号線を使うパターンの2通りのルート選択があります。慣れている人は渋滞表示を見ながら自分で選択できますが、通り慣れていない人にとっては難しいかもしれません。
しかし、VICS WIDE対応カーナビならダイナミックルートガイダンス機能により、自動的により速く目的地へ到達できるルートを選択。その正確さはベテランドライバーの“感覚による判断”よりも優れているかもしれません。

今回、ビッグXは渋滞の情報や移動時間を反映して京葉道路を通る判断をしたようです。まずは東関東自動車道を走ってきましたが、東関東自動車道と京葉道路が交差する宮野木ジャンクションから、京葉道路へと分岐します。

サービスエリアやパーキングエリアに近づくとその案内が確認できるほか、エリア内では拡大図によって自車位置が一目瞭然でした。これなら迷いにくい。

ETC2.0による情報で、刻々と変わる渋滞の状況も手に取るようにわかります。

首都高速道路に入って、都心環状線手前などは渋滞がありましたが、幸運にもそれほど長い列ではありませんでした。分岐をいくつも通過しますが、カーナビの案内のおかげで戸惑うことなく、目的地最寄りの荏原入り口までクルマは到達。


首都高速道を降りて一般道へ入ると、目的地までの距離は5キロ弱の一本道。最後にぐるりと回るのは、目的地が反対車線側にあるからです。

無事に、目的地へ到着。ビッグXのおかげで道に迷うことなく、ロングドライブができました。

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