実走テスト ステップ1
富岡製糸場を目的地に設定
2014年6月に世界遺産登録された群馬県の富岡製糸場。1872年に操業を開始し、設備の入れ替えがおこなわれながら1987年まで稼働していたこの施設は、日本の発展を見届けてきた生き証人ともいえます。
今回は富岡製糸場からJR横川駅、そして碓氷峠の関所とめがね橋をめぐる「日本近代化を探る旅」にVICS WIDE付きのナビを使って出かけることにしました。
ナビはホンダが純正のディーラーオプション品として用意している9インチ画面の「VXM-187VFNi」です。
まずは50音入力で目的地を設定することにしました。画面の端にある【メニュー】を押すと目的地入力画面になります。そこから画面をタッチして文字を入れていくのですが、気が付いたことがふたつ。
ひとつは画面が9インチワイドと大きいのでひとつひとつの文字のスペースが大きくてタッチしやすいことです。
もうひとつは予測変換が秀逸で、「とみおかせい」まで入れると「せいしじょう」と候補をみつけてくれました。おかげでかなりスピーディに50音入力できました。これは嬉しいですね。
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富岡製糸場はもちろん登録されていて、博物館のアイコンがついていました。目的地として建物自体と車両入り口が選べるようになっているのは嬉しい配慮です。
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ルート設定は簡単に終了しました。ルート設定が終わると同時に通信機能で交通や天気の情報を取得するのがインターナビの特徴です。
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またインターナビではまず車両側のナビでルートを組み立てますが、通信機能を使ってサーバーで目的地までのより高度なルートを構築する機能が備わっています。それを「インターナビルート」と呼びます。
せっかくなので「インターナビルート」を試してみることにしました。【メニュー】から【ルート】と進めていくと【探索条件変更】があり、【internaviルート】が選べます。そこには「スマートルート」「最速ルート」「最速無料優先ルート」「らくらく運転ルート」「省燃費ルート」そして「ETC割引ルート」という選択肢があります。
今回は「時間、料金、ETC割引をバランスよく考慮したルート」というスマートルートを選びました。
internaviルートは車両のナビではなく情報センターの高度なサーバーを活用することで、いろんな条件や情報を加味して高度な道案内をするのが特徴です。
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ついでにインターナビの設定も確認しておきましょう。
今回はナビの機能を確認するためにすべて表示される設定にしておきます。
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それでは富岡製糸場に向けて出発しましょう。