カーナビ徹底検証 Vol.29

日産のVICS WIDE対応ナビ
冬の三浦半島を縦断

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実走テスト ステップ3

音声入力で次の目的地を設定

城ヶ島の漁港周辺でマグロ料理を食べた後は、北上して横須賀市の三笠公園を目指します。
まずは目的地設定ですが、このナビにはナビのキャラクターと対話しながら目的地検索や設定、ルート探索ができる機能が搭載されています。せっかくなので、その機能を試してみることにしましょう。
使うにあたってはデータ送受信をおこなうためスマホのBluetooth接続が必要となりますが、操作自体は車両側でもスマホでもどちらでも可能。今回はスマホ操作を試してみることにします。

スマホ上でアプリを立ち上げると、画面に女性のアニメが現れて「行きたいところをお話しください」を尋ねてきます。
それに答える形で目的地に関連するキーワードを話すと、キーワードに応じた候補地を探してくれます。

「三笠公園」を指定すると、リストのなかに三笠公園があったので、そこを目的地とします。
選んだ場所までの距離や住所などのデータも確認できるほか、ルート設定方法(「おまかせ」や「有料優先」など)もスマホで設定可能。【目的地に設定】を押すと、車両へ目的地が転送されます。

目的地検索は「横浜のラーメン屋」などあいまいなものでもOK。通信を利用するクラウド型としたことであいまいな検索でもヒット率が高いのも自慢です。
ちなみに、「近くのガソリンスタンド」と伝えると、周辺のガソリンスタンドをリストアップしてくれます。

約1700のジャンルから条件付き検索ができるそうなので優秀ですね。「以前に行った××公園」といった履歴検索まで音声検索できるというから驚きです。
また、この機能は車載ナビ側で使うことも可能(スマホの接続は必要)。タッチパネルによる目的地設定と違い、運転中でもおこなえるのが便利です。

スマホからナビへの目的地転送はほんの一瞬。転送されてそのまま出発すれば案内を開始するし、転送されてからルートを調整することもできます。
今回は、一般道だけを通って横須賀市の三笠公園へ向かうことにしました。

それでは、横須賀に向けて出かけましょう。

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