実走テスト ステップ1
品川から箱根にある芦ノ湖を目指します
まずは箱根の芦ノ湖を目指しましょう。レクサス LSのナビを操作するコントローラーは、ドライバーが姿勢を変えず、また手元を注視せずに操れるように、タッチパネルではなく遠隔操作式です。
コントローラーはドライバーが手の届きやすいセンターコンソールに埋め込まれ、タッチパッドとその周囲にあるボタンを用意。タッチパッドなのでスマホの画面上で指先を動かす感覚で操作できます。
「メニュー」のスイッチを押すと現れるメインメニューから【目的地】を選び、目的地を入力します。まずはオーソドックスな【読み】で入力してみましょう。
「はこねじんじゃ」と入力すると箱根神社が検索されました。
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ナビには箱根神社の情報も収録されているので確認することができました。また、情報画面から車載の通信端末を使って箱根神社へ電話ができるのも通信端末内蔵のナビならではの機能ですね。
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東京から箱根へ向かうにはいくつかの道があり、目的や道路の混雑状況により最善のルートは異なります。今回は箱根神社を入力すると、「推奨ルート」として首都高から東名高速を乗り継いで厚木へ行き、厚木からは小田原厚木道路を通る道が示されました。
この時点ですでに最新の道路交通情報が反映されたルートになっています。
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複数のルートを提案する「5ルート」を選ぶと「推奨」のほか「有料優先」「一般優先」「距離優先」そして「別ルート」が表示されます。選択ボタン部分に雲のようなマークがついているのが見えますか? 実はこれが「クラウド(雲)」で生成したルートであることの目印。
レクサス LSのナビは車両で誘導ルートを作るだけでなく、通信回線を経由して情報センターでルートを作成するのが特徴です。情報センターで最新で詳細な道路情報などを反映して高度な計算をおこなうことで、より正確な所要時間を計算したルートを作れるのがメリットです。
今後は、現時点で表示された5つのルートパターンだけでなく新しいルートパターンも追加されるというから楽しみですね。
待ち時間を削減するためにいったんは車両で5つのルートを提案しますが、直後に次々と雲のマークが現れて、情報センターで作成されたルートと所要時間情報に切り替わります。
そのスピーディさには驚きました。
写真を見比べると、選択ボタンに雲のマークがつく前と後では「料金」や「所要時間」が変わっているのが分かりますか?
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それでは箱根に向けて出発しましょう。
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