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レクサス LS
純正ナビゲーションシステム
品川 → 箱根芦ノ湖 → 山中湖 → 調布飛行場
突然ですが「コネクテッドカー」という言葉を聞いたことがありますか?
「コネクテッドカー」とはインターネットへの常時接続機能を備えたクルマのこと(コネクト=接続という意味)。インターネットを利用して遠隔での車両管理や走行管理を実現するほか、車内エンターテイメントの充実、刻々と変化する道路や周辺状況を入手して進路に反映するなどクルマの先進化には欠かせない仕掛けです。
そんなのはまだ先の話、と思うかもしれませんが日本でもアウディやメルセデス・ベンツは主要モデルに、BMWは全車に車載通信モジュール(携帯電話の電波を使う通信端末)が標準で組み込まれており、車内で情報を得たり、クルマから離れた場所でスマートフォンを使って車両の状況を確認したり、ドアロックなどの遠隔操作を可能とするなどさまざまなサービスに活用しています。
プレミアムブランドだけではありません。ホンダはメーカーの工場で取り付けるすべてのナビと販売店オプションの上位機種には通信機能が標準搭載され、車両側が道路情報の取得や高精度のナビルートの利用、車両からは走行して集めた道路情報を送信する仕組みを構築しています。
そしてレクサスは、2005年8月の日本発足以来すべての車両に通信端末が組み込まれています。今回、そんなレクサスの最新モデル「LS」でVICS WIDE付きのナビを試しながら箱根方面に出かけてみました。
今回のライター / 工藤 貴宏
自動車雑誌編集部を経て独立し、自動車雑誌やウェブを中心に新車やカーグッズの記事を執筆するモータージャーナリスト。日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員。カーナビゲーションはメディアが「CD-ROM」だった時代から使い続け、その進化をチェックしている。