実走テスト ステップ4
高速道路を通って高尾山へ
それでは高尾山に向けて出発!
走り始めて5分ほどたったころ、カーナビから「交通情報が変わりました、新しいルートです」というアナウンスが流れました。道路状況の変化をVICS WIDEがキャッチし、それを反映してより早く到着できるルートへと案内が変更されたのです。
VICS WIDE対応カーナビなら、こうして正確な旅行時間情報に応じて早く目的地に到着するルートを選んでくれるから、移動が快適になりますね。
新しいルートは、当初予定していた「横浜青葉インターチェンジ」ではなく、保土ヶ谷バイパスを経由して「横浜町田インターチェンジ」から東名高速に入るようです。
新しく指定されたルートは、JR鴨居駅裏の市街地を通過。間違えやすい分岐などもありましたが、カーナビがしっかりと案内してくれました。
移動中には、道路上に設置された光ビーコンからのVICS情報もキャッチ。
画面に表示されます。進行方向に渋滞が発生していますね。
FM-VICSの図形情報も確認してみました。
横浜周辺の一般道はこの日、かなり渋滞が増えてきたようです。
中原街道を西へ向かったあと、「下川井インターチェンジ」から保土ヶ谷バイパスに合流。
保土ヶ谷バイパスに入るとすぐ、光ビーコンの情報をキャッチ。保土ヶ谷バイパスは激しい渋滞が発生することもありますが、この日は横浜町田インターチェンジまで渋滞がなく順調のようでひと安心。
東名高速横浜町田インターチェンジや海老名ジャンクション付近は分岐と合流が連続するので、道を知らないとかなり運転しづらい場所です。しかし、カーナビの案内が分かりやすいので問題なし。
画面左に表示できる、「案内先読みガイド」が便利ですね。
高速道路ではハイウェイマップを表示可能。そして、そのサービスエリアのアイコンをタッチすると「SA・PA詳細情報」が現れました。サービスエリアやパーキングエリア内の配置を確認できるのはいいアイデア。
また、ITSスポットからの広範囲に及ぶ道路情報も受信。御殿場までは60分、名古屋方面の小牧ジャンクションまでは4.5時間かかるそうです。
圏央道に入ってからも、ITSスポット情報をキャッチ。到着までの所要時間とともにチェックできる広範囲の道路状況も移動の参考になりますね。
また、ケンウッドのカーナビの独自アイデアのインフォメーションウインドウモードとして、時計や目的地の方向に加えて「渋滞表示」「交差点案内」「ルート情報」「高速道路施設情報」などに切り替えることが可能。特定の情報だけを見たいドライバーにオススメの、新提案です。
「高尾山インターチェンジ」で圏央道から別れると、高尾山はすぐそこ。……なのですが、高尾山インターチェンジ周辺も道が入り組んでいてわかりづらく、かなりの難所。グルグルと回るので方向感覚もおかしくなりそうです。こういう場所では、本当にカーナビが頼りになりますね。
一般道を1キロほど走り、目的地の高尾山口駅に到着しました。もちろん、適切なカーナビのルート案内のおかげで、道を間違えることもありませんでした。