カーナビ徹底検証 Vol.33

ケンウッドのVICS WIDE対応カーナビ
町田から新横浜を抜けて高尾山へ

バックナンバーへ

実走テスト ステップ1

町田駅から新横浜駅へ

ドライブの出発地点は東京都の西側にあり、JR横浜線と私鉄の小田急線が交差する町田駅。
ここから、新幹線主要駅である新横浜駅に向かいます。

本体の【HOME】ボタンを押すとホームメニューに切り替わり、【目的地検索】のアイコンが登場。
触れると、目的地検索方法を選ぶ画面が現れます。
いずれも、アイコンのボタンが大きいから操作性がいいですね。

まずはスタンダードな名称検索(50音検索)を試すことにしました。
「しんよこはまえき」と入力して【検索】を押すと、それに関連した検索結果が表示され、並べる順番を「名称順」と「距離順」から選べたり、エリアを指定したりジャンルで絞り込むことができます。

多くの選択肢からエリアやジャンルで絞り込めるのは親切ですが、ここまでは他メーカーのカーナビとそれほど違うわけではありません。独自なのはここから先。
場所を選択すると、画面が切り替わって地図上にピンが配置されます。
選択した場所を中心に、関連した施設を選べるようになっているのでした。
そのままピンで選ぶこともできるし、ピンの施設をリスト化しての表示もできます。これは便利。

その候補リストの中から、今回は「新横浜駅」を選択。
地点の詳細情報を確認でき、その画面に現れるQRコードをスマホで読めばスマホに地図を表示できる機能まで付いているのが親切です。

さらに、新横浜駅のように大きな施設ではクルマを寄せる場所(ゴール地点)まで選べます。
なんとも至れり尽くせりですね。
目的地を設定するだけでも、ケンウッドのカーナビの独自性とユーザーの使いやすさを徹底的に考え抜いた開発思想が伝わってきました。

もちろん、「推奨」「距離」「高速」「一般」そして「高速/距離」と状況や好みに応じて選べる5つのルートを選択可能(項目が異なっても同じ道を表示しているのは今回の目的地が近くて選択肢が少なかったからです)。
また【ルート情報】を押すと、通る予定の道筋を教えてくれます。

それでは、新横浜駅へ向けて出発しましょう。

この記事をみんなにシェアしよう
  • TWEET
  • SHARE