カーナビ徹底検証 Vol.25

カロッツェリア「楽ナビ」を活用して
巣鴨から恵比寿、代官山へドライブ

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コメント

渋滞情報の細かい反映が印象的

byライター工藤貴宏

ひさしぶりに「楽ナビ」に触れてみて、再確認したことと発見がひとつずつありました。
再確認したのは扱いやすさ。シンプルで分かりやすい画面の作りから、タッチボタンを大きくしていることによる操作性のよさ、そして理解しやすいメニューや階層の作り方。「楽ナビ」の初代モデルがデビューしたときの「高性能をとにかく使いやすく」というコンセプトは斬新で、黎明期にあって新機能や高機能ばかりが強調されがちなナビの性能に一石を投じたものでした。
そんな初代モデルの登場から18年。きっと蓄積されたノウハウが生かされているのでしょう。最新の楽ナビに触れて、その使いやすさを改めて認識しました。多くの人に自信を持ってすすめられるナビといえます。
発見は、渋滞情報を反映したリルートを頻繁におこなうことです。VICS WIDEの渋滞情報は対応ナビであればどのナビにも同じ情報が送られますが、その情報をどう活用するかはナビメーカーの考え方によって異なります。
カロッツェリアのナビはその情報をなるべく誘導ルートに反映させることを基本としているようで、今回の検証でも他ブランドに比べると頻繁にルートが見直されました。受信した渋滞情報を余すところなく活用し、少しでも早く目的地に到着できるようサポートしてくれるナビといえます。

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