実走テスト ステップ3
品川シーサイドを目的地として設定
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次は品川シーサイドを目指しましょう。実はイクリプスのナビは、専用アプリをインストールしたスマートフォンと連動した対話型の音声認識機能が組み込まれています。これは運転中でもナビに接続したマイクに向かって話しかけ、会話のようにやりとりするだけで目的地検索や設定ができる機能。停車中や同乗者はスマホ(画面上にはオペレーターが表示される)に向かって話して操作することもできます。
これは音声対話に必要な処理(音声認識、意味理解、音声合成)を車載ナビやスマホではなく通信を使ってセンター側でおこなうことで、ドライバーの意図を高精度で理解するのが特徴。せっかくなので、仮想オペレーターに「品川シーサイド駅に行きたい」と告げ、目的地として設定してもらいました。これは便利ですね。
助手席の人に目的地を告げたら、その人がナビを設定してくれたかのような感覚です。
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最初は「渋滞考慮」をオフにして検索したところ、皇居の脇をかすめながら都心を通過するルートが提示されました。
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しかし「渋滞考慮」をオンにして再検索をかけると……なんとまったく違うルートが出現。距離と所要時間予測の画面を取るのを失念してしまいましたが、渋滞を回避するためにここまで異なるルートを掲示するとは正直いって驚きました。見るからに距離は増えています。しかし、わざわざ遠いルートを選んだのだから所要時間は短縮されているに違いありません。
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