[VOL.7]レクサスLSの純正ナビで噂の「ITSスポット」に触れてみる【機種】レクサスLS460 純正ナビゲーションシステム【区間】(1)相模湖→幕張メッセ、(2)舞浜駅→名古屋駅
実走テスト
ステップ4:東京ディズニーランドのある舞浜駅を出発し東京を横切って名古屋駅へ向かう

今度は、千葉県浦安市のJR舞浜駅から名古屋駅までのルートを試してみましょう。
これは、東京ディズニーランドを出発して名古屋方面へ向かうことを想定したルートです。


舞浜駅前で名古屋駅を目的地にセットすると、東名高速道を使ったルートが案内されました。しかし、気になるのが「別ルート」の存在。中央道を経由する「別ルート」は、東名高速道を使う推奨ルートと比べても所要時間は26分しか差がないので、渋滞の状況によっては到着時間逆転も考えられます。
しかし、これまでは名古屋までの広域での交通情報をきちんと把握してルート選択へ反映する方法がありませんでした。だから、渋滞情報を確認して東名高速道と中央道のどちらを使うか迷ったときには、多くの状況を判断して道を選択する必要があったのです。

ステップ5:東名高速道と中央道の名古屋までの交通状況を確認してルートを選べる

そんなときにも活躍するのが「ITSスポット」。東名高速道と中央道の選択が可能な最終地点である首都高速3号線下りの大橋ジャンクション手前では、両方のルートの所要時間データが配信され、この情報をもとにして名古屋までのルートを選ぶことができます。
実走テスト時は東名高速道がスムーズに流れていたので中央道に比べて所要時間が短く、東名高速道を使ったルートが案内されました。350キロ以上先までの情報を把握している「ITSスポット」だからこそ、より正確な道案内ができることを実感できます。

大橋ジャンクション付近は渋滞していましたが、ナビはそのまま直進して東名高速道を使うルートを案内。「ITSスポット」は従来のVICSよりも高度な情報を配信することで、名古屋までの正確な所要時間情報にもとづいたルートを選べるのがうれしい限り。