高速道路を走ると、しっかり「ITSスポット」の情報を受信して次々とナビ画面に表示してくれます。情報は音声でも読み上げてくれるので、ドライバーはナビ画面をジックリと見る必要がなく、運転に集中できるのも「ITSスポット」のメリットだと実感しました。
「ITSスポット」は高速道路を中心に全国へ約1600ヵ所設置され、「正確な移動時間」を把握できるのも特徴です。そのデータを車両へ送ることで、広域の移動時間を情報としてナビへ表示することが可能なのです。情報が広範囲に及ぶので、渋滞などが発生している時には迂回ルート探しが簡単になるのがいいですね。
中央道から東京を横断して千葉に行くルートは合計33通りあります。その中から最適なルートを選ぶのは至難の業ですが、ITSスポット対応カーナビなら各道路の所要時間(従来のVICSよりも広範囲のデータから計算)を判断できるので、もっとも効率のいいルートを選択することができます。 |