カーナビ徹底検証 Vol.34

パナソニックの大画面VICS WIDE対応カーナビ
冬の海を見に湘南へ

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実走テスト ステップ2

一般道を通ってみなとみらい地区へ

ストラーダCN-F1XVDの特徴とメリットは、目的地設定から実感できました。まず画面が大きいから、表示などが見やすいことですね。9インチはカーナビとして一般的な7インチ画面の約1.7倍のサイズで、その違いは明らかです。
もうひとつの大きなメリットが、画面を上下・前後・左右に調整できること。このCN-F1XVDは数あるカーナビのなかでもかなり独特で、画面の向きをドライバーの好みに設定できます。運転席に向けると視認性がよく操作もしやすくなりました。また、外光がまぶしい時など画面の向きを変えて反射を避けることができるなど、優れた視認性と操作性であることを感じます。

そして走り始めると、安全運転を助けてくれるカーナビであることが伝わってきました。制限速度が変化した際などは画面に速度が大きく表れ、その後も画面左上に制限速度が表示されます。この速度情報は道路標識を読み取っているのではなく、地図データに収録されているものだそうです。
また、「急カーブ」や「事故多発」なども教えてくれます。高速道路を走っている際は、車両の向きなどから逆走が疑わしい状態になると「逆走注意」とまで表示されるのだから驚きました。

地図は、誘導している道が黄色く太い線で描かれ、とてもわかりやすいデザイン。右上には、次に曲がる場所の情報が常に示され、距離や方角が前もってわかるのは安心に繋がりますね。

交差点拡大はシンプルで、これも見やすさ重視。

場所によっては、次に曲がる交差点だけでなくすぐ先のレーンの情報も表示します。
今回は表示されませんでしたが、VICS WIDEでキャッチしたプローブ情報を活用して、交差点レーン案内にレーン別の渋滞情報も表示されるそうです(現在、プローブ情報は東京のみ)。これはパナソニックのカーナビだけの独自機能ですね。

車両には光ビーコンにも対応したETC2.0ユニットが装着されていたので、走行中にキャッチした進行方向の交通情報がポップアップ表示されます。

道路上の行き先表示案内板などもしっかり再現されているので、わかりやすいですね。

東神奈川駅の下を通り抜ける、慣れないとちょっとわかりにくい道もしっかり誘導してくれます。

わかりやすい案内のおかげで、スムーズにパシフィコ横浜へ到着。

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