カーナビ徹底検証 Vol.27

ケンウッド彩速ナビで調布を出発し公園巡り

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コメント

スムーズな動きと独自の発想

byライター工藤貴宏

ケンウッドのナビの最大の特徴はサクサクとした動きだと思います。最初に驚いたのは今回試したZ904の数モデル前となるZ700に触れたとき。まるで出来のいいスマートフォンのようにストレスなく動く、あまりのスムーズな動きに感動しました。なかでも地図スクロール時の滑らかな動きは感激でしたね。
その時からは時間が経ちましたが、最新モデルを実際に使ってみて、スムーズさにおけるアドバンテージはいまだにあると実感しました。
サクサク、キビキビ。ナビを扱う上で、操作に対してどれだけストレスなく反応してくれるかは重要なポイントです。ケンウッドの彩速ナビはまず、その部分で魅力的ですね。
そして今回改めて実感したのは、使いやすさを求めた独自のアイデアです。実走テストで触れたように曲がる前にはグラフと大きな矢印を用いた独自の方法で曲がる場所を教えてくれますし、周辺検索やジャンル検索における目的地検索時には地図上にピンを立てるという独自の目的地指定方法も展開。使ってみると便利なアイデアだということがよくわかりました。
また、市販カーナビとしてはじめてVICS WIDEに対応したり、こちらはオーディオ機能ですが他社に先駆けてハイレゾ音源に対応したりと先進機能をいち早く採用するのもケンウッドの最近の流れ。そういった先進機能を使いこなすのも、このカーナビを積極的に選ぶ理由になる気がします。
オーディオ機能に関していえば、こだわりの音作りとともに対応フォーマットの幅広さやセッティングメニューの多さなど内容が充実しているのも魅力。オーディオにこだわるユーザーから絶大な支持を得ているのも理解できます。

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