カーナビ徹底検証 Vol.27

ケンウッド彩速ナビで調布を出発し公園巡り

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実走テスト ステップ2

調布飛行場から光が丘公園へ

走り始めてすぐに気が付いたのは、MDV-Z904の右左折案内が独特なことです。

曲がる場所が近づくと画面左に大きな窓が現れ、曲がる「方向」とそこまでの「距離」を大きく表示。近づくにつれてグラフが減っていくと同時に色も変化することで、感覚的に曲がる場所が分かりやすいアイデアです。慣れない土地では曲がる場所をつかみにくかったりしますが、そんな場所ではこの独自の表示が役に立ちますね。

もちろん交差点直前になると一般的な交差点拡大図が現れ、道を案内してくれます。

また道路の交差点案内標識に連動した表示も画面上に現れ、その上に進むべき方向が指示されるのもわかりやすい案内。走り始めてすぐの時点で、ケンウッドのナビは交差点での案内のわかりやすさが使いやすさにつながっていることを実感しました。

ナビ画面の作りはシンプル、操作するボタンもシンプルにまとめられている印象です。
おそらく右ハンドルのクルマのドライバーから手が届きやすいようにだと思いますが、画面上のボタンは右側に寄せて置いていますね。

しばらく走ると、「新しい交通情報に合わせてルートを変更しました」という内容のアナウンスが流れました。どうやらVICS WIDEの交通情報を受けて、よりスムーズに目的地へ到着できるルートが見つかって誘導経路が変わったようです。 変更前のルートとの比較はできませんでしたが、リアルタイムの情報を受けてルートを変更し渋滞を避けてくれるVICS WIDEは心強いですね。

懸念していた富士街道も驚くほどスムーズに通過。身構えていましたが、その必要はなかったようで拍子抜けです。

富士街道を抜けた「谷原」の交差点は環八通りと目白通りが交差する場所でもあり、左折してすぐに右折、そしてまた左折とわかりにくいですが、ナビの誘導でスムーズにパスできました。

光が丘公園直前の道もやや入り組んでいますが、ナビがしっかりサポート。無事に到着です。

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