お台場周辺には、DSSSのインフラが整備されて実際に運用されています。羽田空港に向かう途中に、DSSSを実際に試してみました。
結論から言えば、安全には役立つことをしっかりと確認できました。最大の理由は、情報がナビ画面に大きく表示されるから見逃しにくいことです。たとえばこの先にある一時停止は、夜などは標識を見落としてしまうかもしれません。しかし、ナビ画面に一時停止が表示されれば確実に視界に入って見落としを防ぐことができます。
お台場にはそのほか「追突防止」やテスト運用されている「右折時衝突防止」などがあり、次世代の安全運転支援システムを体感できました。前者は不注意による衝突を防げますし、後者は中央に柱などがあり見通しの悪い交差点で対向車により注意を払うことができると実感。インフラ側はもちろん、車両側にも採用が拡大することを期待したいところです。
お台場からは、青海から海底トンネルを通って中央防波堤経由で城南島に向かい、そこから国道357号線を使って羽田空港に向かいました。
フーガのナビは画面左側に交差点拡大図が表示されます。主要交差点では詳細な道路図が描かれているので位置を把握しやすく、曲がる場所を間違えにくいと感じました。
もうひとつ感じたのは、空港内でのナビのメリットです。空港内は道が入り組んでいて、どの方向に進むべきか悩んでしまうことも少なくないですが、ナビがあれば進むべき方向をしっかり教えてくれるのがありがたいですね。羽田空港には「第一」「第二」そして「国際」と3つのターミナルがありますが、迷うことなく今回の目的地だった「第一ターミナル」にクルマを着けることができました。 |
一度も道を誤ることもなかったのは、優秀なナビのおかげ。 |