大きな画面のメリットは、何より地図が見やすいことです。画面が大きいぶんだけ広範囲を一度に確認できるし、文字(サイズは大小を設定できる)も大きくクッキリ。画面を凝視しなくても済むので安全運転にも役立つと実感しました。
新宿から首都高速4号線下りに入る場合は、初台入口を利用します。高速入口は3Dの拡大表示が現れますが、そのグラフィックも大きいから瞬時に読み取れます。画面を分割して右側に交差点拡大時の画面が現れているときでも、左側は地図が大きめに表示されるのがいいですね。
高速道路に入ると、画面右側には「高速渋滞インフォ」が表示されます。前方のインターチェンジやジャンクションとともに、そこまでの目安時間と距離を確認可能。渋滞があれば時間と距離の表示が赤色になりますが、緑色のままなので一安心ですね。
流れは順調。首都高速4号線から中央自動車道へとクルマを進めていきます。今回の車両にはDSRC(ITSスポットサービス)ユニットも装着されていたので、広域の渋滞情報も受信して画面に表示されました。この広域情報は最大約1000キロ先までの情報を表示します。たとえば東京から西に向かっているときは名古屋近辺までの予想時間を中央自動車道利用の場合と東名高速道路利用の場合とで比較できるので、東京から名古屋まで車で行く際などに役立ちます。