かつては東京や横浜からだと東京湾を半周しないと行けなかった房総半島南部ですが、東京湾を横断する「東京湾アクアライン」ができたことで、距離的にも時間的にもグッと近くなりました。そこで今回は、秋を感じに房総半島へ向かうドライブです。パートナーは、パナソニックの「ストラーダRシリーズ」を装着したトヨタ・プリウスα。ストラーダの主力モデルのひとつであるRシリーズの実力をしっかりチェックしてみたいと思います。
最初の目的地は、かつては良質な石を切り出す採石場があった鋸山(ここの石は靖国神社の構内にも使われているのだとか)。
スマホのように指で画面をはらう操作(フリック操作)をすると、メニュー画面や行き先設定画面があらわれます。まずは、そこから【名称】(50音)で「鋸山ロープウェー」を検索しました。
タッチパネルなのでひらがな入力もしやすく、「のこぎりやま」まで入力したところで5件の候補を絞り込み、そのなかから「鋸山ロープウェー」を選択。操作に対するレスポンスもなかなかです。
まずは「おまかせルート」が引かれましたが、「カーナビ徹底検証」としてはこれだけで満足するわけにはいきません。【5ルート】を押し、検索条件の異なる複数のルートを検索してみました。当然ながら、どれも東京湾アクアラインを通るルートですね。ただ、検索条件によって東京湾アクアラインまで至る道と、東京湾を越えてからのルートが違うようです。
便利なのは、5つのルートの概要を比較できる「全行程一覧表」。距離、料金、そして所要時間を横並び比較できるので、大いにルート選びの参考になります。これはうれしいですね。
今回は、所要時間を考えて「おまかせルート」を選びました。結局のところ最初にナビが選んだルートというわけですが、引かれたルートをただ走るのと、内容を確認してからルートを選ぶのではかなり意味合いが違うと思います。
また、今回は鋸山に向かう途中に、アウトレットモールに立ち寄ることにしました。アウトレットモールを目的地にドライブすることは少なくないと思いますが、目的地検索の「主要施設」にアウトレットモールの項目があるので簡単に探せます。
目的地追加(経由地)の設定も実に直感的にでき、スムーズにドライブプランを作り上げることができました。この使いやすさこそが、「誰にでもオススメできる」というストラーダの定評の理由ですね。
さあ、それでは新横浜のサッカー場に別れを告げて出発しましょう。